楽典

楽典とは音楽の基礎をまとめた書籍のことです。

現在日本で一般的な楽典と言えば、黄色の表紙の楽典ですが、他にも楽典という名の本は発売されています。

記譜法などについての基礎も載っていて、特に音楽大学の試験などでは楽典について学ぶ必要があると言えるでしょう。

しかし、ある意味楽典は古典的な教科書であるため、必ずしも楽典の内容を理解していなければいけないかというと、現代音楽特にポップスにおいてはそゆなことはないのではないかと思います。

特にDAWを使った現在のDTMにおける歌の録音や弾き語りなどのレコーディング、それに編曲依頼や楽曲アレンジに関しても、楽典的な基礎の勉強ができていなくてもできてしまう部分は多いでしょう。

ただし、楽典の内容を理解していないと、やはり音楽理論においては知識不足とみなされるケースもありますので、基礎として頭に入れておくべき書籍なのだと思っています。