ピークメーター


ピークメーターは楽曲の音量を計るメーターです。一般的な音量メーターはこのピークメーターと呼ばれているメーターになります。

このピークメーターはMAXの値が0dbとなっており、0dbを超えるとメーターが赤く点灯して音が割れます。しかしピークメーターには少し遊びがある場合もあり、厳密には0dbを超えても音が割れてない場合もあります。
このピークメーターは一瞬でも0dbを超えてしまうと赤く点灯するので、全体の音圧が低い曲でも、ある一部分だけ0dbを超えると赤く点灯してしまいます。
なので、ピークメーターでは実際に聴こえる音圧の調整は難しいのです。
そこでラウドネスメーターが活躍するわけですね。ちなみにリミッターのL1などを挿入するとどういうことが起こるかというと、このピークメーターが0dbにピッタリ張り付き常にMAXの音圧が得られるようになるのです!笑
そして歌の録音、ボーカル、ギター、弾き語りのレコーディングの際に最もしてはいけないことはピークを超えて音が割れてしまうことですね?
リミッターやマキシマイザーで音圧を調整する以前に、ちゃんと歌の録音やボーカルレコーディングの際はピークメーターでピークを監視して、丁度いい入力の状態にセッチングすることが必要と言えます。
また編曲依頼や楽曲アレンジの際にも必ずマスタートラックの一番最後にピークメーターを挿入しておきます。
これは同じように編曲依頼や楽曲アレンジの際にもピークを超えて音が割れてしまわないようにするためと、最終的にマスタリングをする際にも販売用に音圧のチェックをする必要があるからです。
ピークメーターには様々なモデルがあります。
ピークメーターには様々なモデルがあります。
ピークを越えると赤く点灯する
このようにピークを越えると赤く点灯する