リバーブとはエフェクトの種類で、空気感、空間的な響を楽曲や各楽器にプラスするエフェクトの総称です。
同じく響を演出するエフェクトにディレイがありますが、ディレイは残響感(音のはね返り)を与えるのに対しても、リバーブは音そのものの奥行きや響をを変えます。
リバーブをかける際はセンドリターンという方法で各トラックごとに奥行き感を調整しながらかけていく方法が主流となります。
これにより、バンドの演奏を同じマイクのまえでレコーディングしていても、あたかもステージで演奏しているかのような奥行きを出すことができます。
リバーブの種類には、原始的なプレートの響を再現したものや、実際のホールやステージをデジタル的にモデリングして作られたものなどがあります。
そして歌の録音をはじめ、弾き語りのレコーディングなどのアコースティック系の場合、この空間処理が最も重要だと言われています。
もちろんエレクトロ系の編曲依頼で作る楽曲アレンジでもリバーブは必ずと言っていいほど使います。
このリバーブの特徴は浅く入って長く残るところですね。
一見掛が弱いように感じて、リバーブ感が少なく感じるかもしれませんが、実は奥の方でめちゃめちゃ残ってるというか、
なんというかすごく気持いいかかり方をしてくれます!
これを使えばもう風呂屋で歌ってるようなボアボアのリバーブから卒業できるオススメのリバーブプラグインです。
WAVESからはもう一つ、こちらのリバーブもオススメです。
H-Reverb
こちらのリバーブはすごくよくできていると思います。
実際に当店でもかなりの頻度で使っているプラグインですね!
何がいいかというと、すごくマルチにどんな曲でも対応できて、いろんなかかり方ができるんです。
まずプリセットもかなりの数が用意されているので、これを使えば作業もかなり早くなります。
かかり方は、先ほど紹介したTrueverbのように後ろでぐっと響かせながらも、前でもしっかりリバーブ感を出すことが可能です。
まさにハイブリットリバーブと言えるプラグインです。