ディエッサーはエフェクトの一つです。
コンプレッサーに似た機能を持っています。
このエフェクトは基本的にはボーカルに使いますが、その他楽器に使う場合もあります。
何を目的に使われるかというと、特定の音、サ行の発音だけをコンプレッションして角を取る、っといった場合に使っていきます。
良く息の音やサ行の発音がキンキンしてうるさい音源がえりますが、ディエッサーを使えばこういったキンキンした声はある程度カバーすることができるのです。
しかし、逆をいうと、声が丸くなってしまうので、激しさがなくなる様に聴こえてしまうことがあるでしょう。
なので、最近のダンスミュージックやラウドなロックボーカルでは、あえてディエッサーは使わずにトゲを残したボーカルを使う場合もあるのです。また歌の録音や弾き語りやボーカルのレコーディングの際に、あらかじめ吹かれやノイズが発生しないような歌い方を心がけることで、ディエッサーに頼らなくても聞きやすいボーカルを録音することができます。
編曲依頼や楽曲アレンジで使うこともしばしばあります。