スペクトラルアナライザー

楽曲制作において、楽曲の良し悪しを左右すると言えるマスタリング。マスタリングではEQなどを使い、モコモコした音をスッキリさせる作業などがありますが、そのモコモコした部分というのは、つまり周波数帯域がぶつかって、その周波数帯域だけに音が集中してしまっている状態なんですね。

もちろん耳で聴きながら細かくEQをかけていき、そういった場所を見つけてカットしていくわけなんですが、この周波数スペクトラルアナライザーはそれを視覚的に確認するためのものなんです。今ではDAWの機能として付属している場合や、プラグインの状態でマスタートラックなどに挿入して使えるものなどがあり、簡単に周波数を目で見て確かめることができます。

これによって録音した歌、レコーディングした弾き語りやボーカルの音源と、編曲依頼で制作した楽曲アレンジのオケなどの周波数をチェックして、よりミックスしやすくなるのです。